TOP MESSAGE / HISTORY社長挨拶・沿革
世界最高品質を目指すハム・ソーセージと日本と世界の高級牛の美味を、全国のお客様にご提供することが、弊社の主要な活動であります。
弊社は大正五年(1916年)に、現在の本社所在地であります港区東麻布に創業された、業界で最も長い歴史を有する会社のひとつです。
また、港区の麻布における事業活動は、ただ単に当社の伝統を支えてきたのみではありません。
日本の歴史上初めての政治・経済の東京への一極集中、なかでも日本における国際的な情報の大部分が集中する世界都市港区において、伝統的なドイツ方式をはじめとしたハム・ソーセージを製造し続け、また最も近代的でグローバルスタンダードにかなう日本で唯一の本格的なインターナショナルスーパーマーケットを経営し、世界からのお客様に世界のおいしい食品を販売しています。
社長挨拶最高の素材
・最高のテースト日進畜産工業株式会社
代表取締役社長鈴木直人
弊社は大正五年、1916年の創立以来、食肉とその加工品を提供することで社会に貢献し、最高品質の製品をお客様にお届けすることを理念として、創業百年を越えました。
人類の永い生命の営みの中で、食は最も大切な要素です。
健康を維持し、病に打ち勝つための栄養を得るために、さらには大切な人と語らい合いながら美味しい食事の時間を持つために、または、それまで味わったことのない新しい味に出会って新鮮な驚きを感じたり、食文化を知ることで知識の幅を広げることもあります。食は人々の生活の中で、最も身近でかつ大切なことと考えます。
国民の健全な体躯向上に寄与することが重要だった時代に、弊社は貴重な食肉資源を効率よく提供することで社会に貢献しました。また、昭和の経済成長期には海外からの多様な食文化を広く日本に紹介し、多くのお客様から喜んでいただきました。そして昨今では、日本はもとより、世界から東京へお越しの多くのお客様のために、品質が高いだけでなく安心してお召し上がりいただける「絶対」の製品の提供に努めています。
2018年、弊社はより高い品質の製品の実現を志し、埼玉県三芳町に製造の拠点を移転いたしました。これからの百年、事業の核として、また礎としての食肉製造業及び販売業に対する我々の技術をより一層磨き、小さくとも、輝きと独自性のある会社として存続していけるよう、努力を重ねていきたいと思います。
今後も変わらぬ御愛顧を賜りたく、御挨拶とさせていただきます。
日進畜産工業株式会社
代表取締役社長
鈴木直人
沿革〜未来がまた今日はじまる〜
- 大正5(1916)年
- 当社の前身となる 三河屋精肉商会 を東京都港区東麻布に創業
- 昭和10(1935)年
- 日進畜産工業株式会社を設立
- 鈴木瀧治が代表取締役に就任
- 昭和18-20(1943-45)年
- 海軍の委嘱を受けて乾燥牛肉を開発し納品
- 昭和25(1950)年頃
- 麻布に本社工場を開設(ハム・ソーセージ・ベーコンなど畜肉オンリーの工場)
- この時期にGHQ米極東軍主席検査官ドクター・スコーソンより食品衛生の指導を受ける
- 伊勢丹新宿店にて精肉ショップを開店 百貨店・ステーションビルでの展開が始まる
- 昭和31(1956)年
- 第一次 南極観測隊 初代・宗谷(船)に精肉食品を納品
- 昭和33(1958)年
- 現会長・鈴木三彌が食肉加工業の技術取得のため西ドイツ(当時)へ渡る
(農林省畜産局・日本食肉加工協会特命による西ドイツ派遣技術員として/翌年帰国) - 昭和34(1959)年
- 日本ではじめて羊肉(マトン)の輸入・販売を開始(オーストラリア・ニュージーランドより)
- 昭和38(1963)年
- 麻布に新本社工場を完成
- 髙島屋日本橋店にて精肉ショップを開店
- 昭和39年(1964)年
- 第18回オリンピック競技大会(東京五輪)の選手村ならびに国際ホテルへ加工肉食品を納品(業務用卸事業の基礎となる)
- 昭和42(1967)年
- 「特選肉の日進ハム」ブランドが確立される
- 昭和44(1969)年
- 東京駅八重洲地下街にスーパーレストランサニーズを開店
- 昭和45(1970)年
- 伊勢丹立川店リニューアルオープン それに伴い日進ハム ミートショップ開店
- 日本万国博覧会(大阪万博)の展示会場で加工肉食品を納品
- 昭和46(1971)年
- 伊勢丹新宿店の精肉ショップにdeliコーナーを開設
- 本社工場がJAS認定を受ける
- 鈴木瀧治が日本政府より藍綬褒章を授与
- 昭和47(1972)年
- 伊勢丹新宿店にワールドミートショップを開店
- 昭和48(1973)年
- 髙島屋日本橋店にワールドミートショップを開店
- 昭和54(1979)年
- 鈴木瀧治 逝去 72歳
- 鈴木満州が代表取締役に就任
- 昭和56(1981)年
- 伊勢丹浦和店オープン それに伴いワールドミートショップを開店
- 日進ハム ブランドロゴマークを現在のものに変更
- 昭和59(1984)年
- 現会長・鈴木三彌が代表取締役に就任
- 昭和63(1988)年
- 本社工場隣接地に現在の日進ワールドデリカテッセンの前身となるファーマーズマーケットを開店
- 平成2(1990)年
- ANA・ユナイテッド航空の機内食に加工肉食品を納品
- 平成3(1991)年
- 業務用卸事業の充実のため ホテルサービス部を設立
- 平成6(1994)年
- 現会長・鈴木三彌が食品衛生の功労により公益社団法人日本食品衛生協会の自治指導員として厚生労働大臣賞を受賞
- 平成7(1995)年
- 日進畜産本店にて 週末限定で Meat Rush®(ミートラッシュ/輸入食肉を販売)を開店
- 平成10(1998)年
- 本社工場隣接地にインターナショナルスーパーマーケット 日進ワールドデリカテッセンを開店
- 平成11(1999)年
- 髙島屋日本橋店の精肉ショップを改装し、高級牛専門「麻布日進亭」を開店
- 平成12(2000)年
- 本社工場が厚生労働省総合衛生製造過程の承認(厚生省収生衛第676号/HACCP)を取得
- タイ プラチンブリに工場を開設 ※現在は閉鎖
- 平成16(2004)年
- カリフォルニア州知事 シュワルツェネッガー氏が視察のため日進ワールドデリカテッセンを訪門
- 平成17(2005)年
- 通信販売ブランド シェーンドルフを開始 ドイツのマイスターであるローシャイダー氏の指導を受ける
- 平成18(2006)年
- 伊勢丹新宿店の精肉ショップを改装し、松阪牛専門 麻布日進を開店
- 平成19(2007)年
- 伊勢丹新宿店のワールドミートショップを改装し、WORLD MEAT BAR NISSIN HAM を開店
- 平成20(2008)年
- 伊勢丹にて折爪三元豚佐助ボンレスハムを発売
- 平成28(2016)年
- 創業百年を迎える
- 平成29(2017)年
- 日進ワールドデリカテッセン ネットスーパーを開設
- 平成30(2018)年
- 鈴木直人が代表取締役に就任 同時に鈴木三彌が会長取締役に就任
- 本社工場が埼玉県入間郡三芳町に移転
- 日進ワールドデリカテッセンが 東麻布内の別地へ移転
- 令和元(2019)年
- モンドセレクションで「国産豚ボンレスハム(ジャンボンブラン)」が最高金賞<GRAND GOLD>受賞
- 令和2(2020)年
- 日進ワールドデリカテッセンが拡大リニューアルオープンを迎える
- モンドセレクションで「国産豚ボンレスハム(ジャンボンブラン)」が2年連続最高金賞<GRAND GOLD>受賞
- 三芳工場が食品安全認証の最高峰「FSSC22000」に認定
- 令和3(2021)年
- モンドセレクションで「国産豚ボンレスハム(ジャンボンブラン)」が初出品より3年連続最高金賞<GRAND GOLD>を受賞し、インターナショナル・ハイクオリティー・トロフィーを獲得
- 日進ワールドデリカテッセンがホットドッグ専門「コーナースタンド」を開設
- 令和4(2022)年
- お弁当・お惣菜大賞お惣菜部門で「シンケンズルチェ」が優秀賞受賞
- モンドセレクションで「蒜山ジャージー牛スコティッシュコーンドビーフ」が最高金賞<GRAND GOLD>受賞
- 令和5(2023)年
- お弁当・お惣菜大賞パン部門で「コンビーフとチェダーチーズの焼きサンド」が優秀賞を受賞